ウリ科、マメ科:窓辺の育苗に不向き
普通の窓では、長くても一日中4,5時間程度の直射日光。
直射日光の時間が終わると、室内と窓の明るさの差が大きくなる。そうすると、苗は光を求めて、窓の方に茎を曲がるまで長く伸びていく。
まさか、首長くして恋人を眺めるようだ。
こうした苗は、徒長苗といい、簡単には使えません。
ウリ科もマメ科も成長が早いので、すぐ徒長して、もやしになる。
だからウリ科の苗に窓辺育苗が向いてない。
ウリ科の例:キュウリ、スイカ、メロン、カボチャ、ゴーヤ、ヘチマ、ズッキーニ マメ科の例:枝豆、エンドウ、インゲン、あずき、ラッカセイ*
*特例:マメ科のラッカセイは例外でなんとかできる。
マメ科の中ののんびり屋さん、ラッカセイは初期成長が遅い。寒冷地だと、芽が出るまで2、3週間もかかる(畑に直蒔き)。
トマトは初心者の窓辺に一番
じゃ窓辺で育苗したいなら何がいい?
やはりトマトかな。
その理由は二つ:
- 一つ、成長が比較的にゆっくり。
- 二つ、茎の特性:旺盛な発根性。
さすが家庭菜園の人気もの。
実り姿がかわいくて、まるで鑑賞植物。
一株でも結構とれる、達成感が満載。
そして、丈夫で作りやすい。さらに、苗作りも簡単。
窓辺でも簡単にできる。
スーパーで買ったトマトの食べ残しでもできる。
ぜひ試してください。
作り方の詳細はこちら:スーパーのトマトで、強い苗を作る
コメント