窓辺の育苗が要注意

家庭菜園十年目
徒長したスイカの苗

ウリ科、マメ科:窓辺の育苗に不向き

普通の窓では、長くても一日中4,5時間程度の直射日光。

直射日光の時間が終わると、室内と窓の明るさの差が大きくなる。そうすると、苗は光を求めて、窓の方に茎を曲がるまで長く伸びていく。

まさか、首長くして恋人を眺めるようだ。

こうした苗は、徒長苗といい、簡単には使えません。

ウリ科もマメ科も成長が早いので、すぐ徒長して、もやしになる。

だからウリ科の苗に窓辺育苗が向いてない。

ウリ科の例:キュウリ、スイカ、メロン、カボチャ、ゴーヤ、ヘチマ、ズッキーニ

マメ科の例:枝豆、エンドウ、インゲン、あずき、ラッカセイ*

*特例:マメ科のラッカセイは例外でなんとかできる。

マメ科の中ののんびり屋さん、ラッカセイは初期成長が遅い。寒冷地だと、芽が出るまで2、3週間もかかる(畑に直蒔き)。

トマトは初心者の窓辺に一番

じゃ窓辺で育苗したいなら何がいい?

やはりトマトかな。

その理由は二つ:

  • 一つ、成長が比較的にゆっくり。
  • 二つ、茎の特性:旺盛な発根性。

さすが家庭菜園の人気もの。

実り姿がかわいくて、まるで鑑賞植物。

一株でも結構とれる、達成感が満載。

そして、丈夫で作りやすい。さらに、苗作りも簡単。

窓辺でも簡単にできる。

スーパーで買ったトマトの食べ残しでもできる。

ぜひ試してください。

作り方の詳細はこちら:スーパーのトマトで、強い苗を作る

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